韓国サムスン電子は2015年8月13日、米ニューヨークで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked 2015」を開催し、最新スマートフォン「Galaxy Note 5」と「Galaxy S6 edge+」を発表した。8月21日より世界各国で販売を開始し、米国では発表当日の8月13日午後3時から予約受付を開始する(写真1)。

写真1●サムスンが「Galaxy Note 5」と「Galaxy S6 edge+」を発表
写真1●サムスンが「Galaxy Note 5」と「Galaxy S6 edge+」を発表
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 発表イベントには、サムスン電子 共同CEOのJK Shin氏が登壇。「技術革新を進めるのが私の使命だ。ユーザーの声に耳を傾け、優れた製品を出し続けていくというのがサムスンのシンプルな哲学だが、これは決して容易なことではない」と語りかけた(写真2)。

写真2●サムスン電子 共同CEOのJK Shin氏
写真2●サムスン電子 共同CEOのJK Shin氏
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Galaxy Noteシリーズの新機種を発表

 Shin氏は、例年サムスンが秋に新製品を発表してきたGalaxy Noteシリーズを振り返り、「初代Galaxy Noteを発表したときには、クレイジーだ、と言われたこともあった。大きすぎるディスプレイや、ペンによる手書きなどが他のスマホと違っていたからだ。しかしNoteシリーズは優れたユーザー体験を提供し、大画面スマホという新たなカテゴリーを生み出すことができた」と語った。

 その後もサムスンは、大画面スマホというカテゴリーに注力してきたという。「大画面は、写真や動画の鑑賞や、SNS情報のスクロールに優れている。マルチメディアを楽しむ消費者にとってうれしいだけでなく、マスチタスクを追求する人にとっても重要だ」(Shin氏)と語った。サムスンが開発した二つの最新デバイスも、それぞれのターゲットに最適なものになっているとして、「Galaxy S6 edge+」と「Galaxy Note 5」の2機種を発表した。