写真●Windows 10版の「Sway for Windows 10」
写真●Windows 10版の「Sway for Windows 10」
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 米Microsoftは現地時間2015年8月5日、「Office」スイートの新たなプレゼンテーションアプリケーション「Sway」の一般提供を開始したと発表した。Web版(Sway.com)とiOS版に加え、Windows 10対応の「Sway for Windows 10」もリリースした(写真)。

 Swayでは、クラウドストレージ「OneDrive」や、「Facebook」「Twitter」「YouTube」といったソーシャルネットワーク、あるいはデバイス上からコンテンツをドラッグ&ドロップ操作で追加すると、内蔵のデザインエンジンがレイアウトを自動的に設定する。スマートフォン、タブレット端末、パソコン、あるいは大画面端末「Surface Hub」など様々なデバイスでの表示に合わせて自動調整される。

 Swayは、昨年10月から招待制でプレビュー版を提供していた(関連記事:Microsoft、Officeの新たなプレゼンアプリ「Sway」を発表)。プレビュー期間中に寄せられたフィードバックをもとに、複数ユーザーによる編集など各種の機能強化を図ったという。

 Swayで作成したプレゼンテーションは、「Share」ボタンをクリックして手軽に共有できる。リニューアルした「Docs.com」で直接公開することも可能。Docs.comでは、SwayなどOfficeアプリケーションによるコンテンツの整理、共有、管理が一括して行える。

 Sway for Windows 10は当初、パソコンとタブレット端末での使用を想定する。数カ月以内にスマートフォンにも対応する予定。

 Swayは「Office Online」にも統合されているため、他のOfficeアプリケーションや「Office 365」サービスから手軽にアクセスできる。

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