ジュピターテレコム(J:COM)は、初のオリジナル4K番組「世界の4Kレビュー」(シリーズ全5話)を製作、同社のVODサービス「J:COMオンデマンド」で、2015年8月1日に独占配信を開始した。

 同番組は、世界各国で制作された自然や料理、ダンス、スポーツなどの最新4Kコンテンツのハイライトを取り上げ、デジタル評論家の麻倉怜士氏が4Kならではの見どころを解説する。4Kで見る水中のグラデーションや4Kスポーツ撮影の高度な技術など、そのジャンル独特の4Kの魅力を語る。各30分番組で、知花くらら氏がナビゲーター役を務める。番組の製作はJ:COMとTBSビジョン/TBSサービスが共同で行っている。

 J:COMは今年5月に4K VODの商用サービスを開始した。視聴には、4K対応のセットトップボックス「4K Smart J:COM Box<録画機能付き>」(月額1300円のオプションサービスとして提供)が必要。J:COMグループのアスミック・エースが配給する映画の4K版独占配信のほか、ドキュメンタリーやバラエティ、紀行、グラビアなど各種映像作品を月額料金内で提供している。NHKオンデマンドの4K配信も、有料で提供している。

 今回のシリーズでは、「深海へフリーダイビング」「フラメンコ パッション」「マジックリシアス」「MTBヒーロー」「ラフマニノフ交響曲第2番」を取り上げる。シリーズを視聴するための追加料金は不要。J:COMは、今後もオリジナル番組やハリウッド映画などを含め、4Kコンテンツ数を増やしていく予定。

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