博報堂DYメディアパートナーズは2015年7月31日、昨年開始したスマートテレビのホーム画面上で動画広告を配信・掲載するサービス「スマートTVAD」のネットワークを2015年8月1日よりアクトビラが提供するVODサービス「アクトビラ」にも拡大すると発表した。

 博報堂DYメディアパートナーズは、東芝のテレビで動作するレグザクラウドサービス「TimeOn」のクラウドメニュー画面において、同サービスを使った動画広告の配信・掲載を2014年2月21日に開始した(関連記事1)。その後、パナソニックの「ビエラ」や「ディーガ」上でも展開していた(関連記事2)。

 今回は、スマートテレビ上でのVOD視聴が増えていくと予測し、5300万台のテレビに対応している「アクトビラ」に対して、動画広告を配信する仕組みを構築した。各社のテレビにおいて「アクトビラ」サービスを立ち上げると、中央部分に動画広告が表示される。1回のリモコンのキー操作で大画面での再生が可能。

 アクトビラへの動画広告の配信は、トライアルサービスとして8月より開始する。 今後は、動画広告の配信が可能なTV・レコーダーの対応機種や、アクトビラのようなVODサービスへの動画広告の配信についても、ネットワークの拡大を図っていく方針。

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