ソニーモバイルコミュニケーションズは2015年7月30日、ソフトバンクグループが開催中の法人向けイベント「SoftBank World 2015」にブースを出展し、Xperiaシリーズの法人向け機能「Xperia in Business」を展示した(写真1)。

写真1●ソニーモバイルが「Xperia in Business」を出展
写真1●ソニーモバイルが「Xperia in Business」を出展
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 ブースにはコンシューマー向けとして販売しているXperiaシリーズのスマートフォンが並んでいた。同製品として法人向けモデルがあるわけではなく、コンシューマー向け製品にも法人向け機能は搭載されており、そのまま法人利用に対応できるとした。

 ソフトバンクグループによるイベントのため、ブースにはソフトバンクが販売しているXperia Z4などが並んだが、他キャリアのスマートフォンや「Xperia Z4 Tablet」などのタブレット製品も同じく対応している。

 法人向け機能を利用するためのツールとして、ソニーモバイルは「Xperia Configurator」をWebサイトにて無償で配布している。端末データの暗号化や、カメラやGoogle Playストアなど各種機能の使用禁止、アプリのホワイトリスト管理、企業内でのWi-FiやVPNを一括設定する機能などを備える(写真2、3)。

写真2●ソニーモバイル独自の端末管理ツール「Xperia Configurator」
写真2●ソニーモバイル独自の端末管理ツール「Xperia Configurator」
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写真3●カメラ禁止状態でカメラアプリを起動した様子
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