写真●WAPS-300WDP
写真●WAPS-300WDP
[画像のクリックで拡大表示]

 バッファローは2015年7月29日、動作保証温度-10度~+55度で、防護等級IP55対応の防じん・防水性能を備えた耐環境モデルの法人向け無線LANアクセスポイント「WAPS-300WDP」を8月下旬に発売すると発表した(写真)。希望小売価格(税別)は4万9800円。

 学校や工事現場の軒下など温度変化の大きい屋外環境を想定した製品。基板にはフッ素コーティングを施し、硫化水素や塩水が原因による基板の腐食を防止。これまで無線LAN設備の導入が難しかった温泉地やホテルのプールサイドにも設置できる。別売オプションの屋外アンテナを使うことで、学校と体育館の間や本社と工場の間などの拠点間通信にも利用できる。

 2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、伝送速度は300Mbps(11nの場合)。有線LANはギガビットイーサネットが1個。最大16個のマルチSSIDやタグVLAN(802.1Q)などのセキュリティ機能を備える。本体寸法は幅220×高さ280×奥行き65mm、重さは約884g。

 同時に、既存のスイッチ設備をそのまま活用しながらPoE給電を可能にする動作保証温度-10度~+55度の給電用PoEインジェクター「BIJ-POE-1P/G」を発売する。希望小売価格は9800円。

「WAPS-300WDP」の製品情報
「BIJ-POE-1P/G」の製品情報
バッファローのWebサイト