日本マイクロソフトは2015年7月29日、Windows 10を正式にリリースした。Windows Updateを利用したバージョンアップでは、Insider Preview Programの参加者を皮切りに、事前予約を行ったユーザー、その他の一般ユーザー、という順番で提供されていく。ただし、「とにかく早く導入したい」というユーザーは、ISOファイルなどを入手して、手動でインストールすることも可能だ。
手動でインストールするためのツールが、同社の「Windows 10のダウンロード」というページ(図1)に用意されている。「ツールを今すぐダウンロード」というボタンをクリックして専用ツールをダウンロードし、これを実行すると、セットアップウィザードが起動する(図2)。そのままアップグレードすることもできるが、「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択すれば(図3)、インストール用のUSBメモリー(3GB以上必要)を作成したり、ISOファイルをダウンロードしてインストール用DVDを作成したりできる(図4)。
なお、無償アップグレード対象のWindowsが入っていない空のハードディスクなどにクリーンインストールする場合は、製品の購入時にメールで送られてくるプロダクトキーを入力する必要がある。ただ、無償アップグレードを一度行ったことのあるパソコンでクリーンインストールする場合は、プロダクトキーの入力を省略できる。同じパソコンであれば、オンライン認証により自動的にアクティベーションが行われる。