イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は2015年7月27日、同社のスマートホームサービス 「インテリジェントホーム」向け新デバイスとして、「スマートロック(電子錠)」 の提供を8月20日に開始すると発表した。8月1日から申込受付を開始する。

 スマートロックを使うと、家の錠を専用のICカード認証やパスワード入力で施錠、解錠できる。インテリジェントホームの基盤をベースにして、スマホなどでアプリを使って遠隔操作による施錠、解錠も可能。例えば外出中に、鍵を持っていない子供が帰ってきたときに遠隔から開錠できる

 イッツコムのインテリジェントホームは、スマートフォンやタブレットに入れた専用アプリを使って、インターネットに接続された宅内のさまざまなデバイスを介し、家の中を自由にコントロールするもの。これまでに、「ドア・窓センサー」や「モーションセンサー(広域・狭域)」、そのセンサー類と連動して映像を記録する「IPカメラ」、エアコンや照明のオンオフができる「家電コントローラー」を提供をしてきた。

 利用者の目的に合わせてサービスを自由にカスタマイズでき、複数のデバイスを組み合わせたルール設定ができることが特徴の一つ。従来のデバイス群にスマートロックが追加されることで、「スマートロック解錠時に家電コントローラーと連動させて照明やエアコンをつける」「子供の帰宅時間にスマートロックが解錠されるとIPカメラで撮影してメールで知らせる」といったルール設定を利用者自身がパソコンで行うことで、使い方が広がる。

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