図●「マイナンバー・eラーニングセット」のeラーニング画面イメージ
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 TISと三菱UFJリサーチ&コンサルティングは2015年7月27日、TISのeラーニングシステム「楽々てすと君」で受講できるマイナンバー制度の教育コンテンツ「マイナンバー・eラーニングセット」を同日販売開始したと発表した()。最短7営業日で従業員にマイナンバー制度の教育を実施できるという。販売価格は1企業当たり30万円から(利用人数・期間は無制限)。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングが監修した、「一般重要員向け」と人事・経理・情報システム部などの「マイナンバー関連事務担当者向け」の2種類の教育コンテンツをセットにした。難解なマイナンバーに関する法制度を音声やビデオを使って分かりやすく解説し、業務推進に必要な「ワークフロー」「業務記述書」の例示まで踏み込んで説明する。

 同コンテンツを導入することで、従業員の理解度を測るとともに「教育の証跡」をデータとして把握できる。利用方式はパッケージ型とクラウド型を選べる。2015年度に100社への導入を目指す。

 マイナンバー制度は、2015年10月からマイナンバーの通知が開始され、2016年1月には事業者は従業員から集めたマイナンバーを使った税計算を行う必要がある。事業者は、従業員からマイナンバーを取得する際に利用目的を本人に通知または公表する必要があり、またマイナンバーを取り扱う従業員に対して適切な取り扱いを周知徹底して適切な教育を行うことが必要になるという。

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三菱UFJリサーチ&コンサルティングのWebサイト