UBICは2015年7月24日、人工知能(AI)技術を応用した製品やサービス開発を支援するソフトウエア「AIインキュベーター」の提供を始めたと発表した。

 ユーザー企業は、テキストデータ解析に特化したUBICのAI技術を使って自らデータを解析し、自社製品やサービス、社内システムに生かせるかどうかを検証できる()。

図●AIインキュベーターによる解析結果例
図●AIインキュベーターによる解析結果例
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 社内文書の分析による業務効率の向上、リスク管理・危険予知、顧客情報の解析によるマーケティングやレコメンデーションに使えるという。

 少数のデータを対象に実験する「プレPOC(Proof of Concept)」の段階までは無償で利用できる。製品・サービスの具体化に向けた分析などを行う「有償POC」を経てAI技術の有効性を確認した後、UBICと契約の上で共同開発に移行できる。