カスペルスキーは2015年7月24日、法人向けメールセキュリティ製品の最新バージョン「Kaspersky Security for Linux Mail Server 8.0.1.721」を同日から提供開始すると発表した。販売価格は最小構成10ユーザーで2万7900円(税別)から。

 Linux/FreeBSD環境に対応し、マルウエアやフィッシングサイトへのリンクを含む悪意あるメールやスパムメールをブロックして、メール経由の攻撃からユーザーを保護する。コンテンツフィルタリングなどの機能も備える。

 最新版では、設定した条件でメール処理を実行するコンテンツフィルタリングに、添付ファイルを削除する機能を追加。また、Web管理画面の機能を強化し、バックアップした複数のメッセージを一括配信したり、ルールIDによってバックアップしたメッセージリストをフィルタリングできるようになった。

 動作環境は、対応OSとして新たにCentOS-7、Red Hat Enterprise Linux 7、SUSE Linux Enterprise Server 12、FreeBSD 9.3/10.1を追加。また、WebサーバーにApache 2.4を追加した。

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