米Amazon.comは現地時間2015年7月22日、家庭向けサービスを仲介する「Amazon Home Services」の提供地域を拡大し、国内の合計15都市で展開すると発表した。

 Amazon Home Servicesは、家庭向けサービスの地域業者を紹介するマーケットプレースで、今年3月にニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコ、シアトルで開始した(関連記事:Amazon.com、家庭向けサービスを仲介する「Amazon Home Services」を米国で開始)。ユーザーは、新たに購入したテレビの壁掛けやハウスクリーニング、配管、車のバッテリー取り付けといったサービスを手軽に見つけ、日時を予約して地域の専門業者からサービスを受けられる。利用者によるコメントや評価などのレビューも閲覧可能。

 Amazon Home Servicesでは、サービス提供者の取得資格や経歴などを詳細に審査する。利用者がサービスに不満だった場合、Amazon.comが利用者および提供者と問題解決に取り組み、作業をやり直すか、あるいは利用料を返還するという。

 今後は上記4都市に加え、アトランタ、ボストン、シカゴ、ダラス・フォートワース、ヒューストン、マイアミ、フィラデルフィア、フェニックス、サンディエゴ、サンノゼ、ワシントンD.C.でも展開する。

 現在、900種類以上にわたる1500万件以上のサービスが提供されている。予め価格設定されたパッケージサービスのほか、見積もりベースのカスタムサービスも利用できるようにした。

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