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IT業界の先駆者たちが語り尽くした「2015年、IoTの可能性」

小口 正貴=スプール 2015/07/07 日経BP総研 イノベーションICT研究所

 日経BP社ITproが主催するイベント「A3(=エーキューブ)」が今年も始まった。Androidスマートフォン向けのアプリケーション開発コンテスト「Android Application Award」として2009年に始まった同イベントは、回を重ねるごとに進化。近年では発表会で表彰するにとどまらず、海外展示会への出展やスウェーデン、ルクセンブルク、シリコンバレーといったIT最前線現場の視察など、手厚く受賞者をフォローしてきた。

 通算で7回めを迎える2015年版のA3 2015は、Androidアプリを超えて、今話題の「IoT」(Internet of Things)をテーマに選んだ。そして従来のコンテスト形式を止め、IoTを軸としたプロダクト開発を促進するプログラムへと変貌を遂げる。具体的には、AndroidやiOSを含めたあらゆるモバイル機器、ウエアラブル機器などにも対象範囲を拡大し、「A3 IoT 2015 RE/Design」(エーキューブ・アイオーティー2015リデザイン)と名づけたメディアプラットフォームを設置する。ここで言うメディアプラットフォームとは、IoTをテーマにしたシリーズイベントを随時開催し、成長過程をWebメディアやイベントを通じて発信していくというものだ。

 2015年7月2日に行われたのが、そのキックオフイベント「A3 2015 DevSession Vol.1」。DevSessionはA3 2015の中心的イベントであり、今後全国各地で開催される予定だ。キックオフの会場には、東京・二子玉川に2015年5月にオープンした新世代家電店「蔦屋家電」が選ばれた(写真1)。

写真1●キックオフイベントで挨拶をするA3 2015担当者のITproプロデューサー、菊池隆裕氏。会場はスタイリッシュな蔦屋家電
[画像のクリックで拡大表示]

 今回のイベントの目玉は、日本IT業界の‟レジェンド“とも呼べるゲストを招き、IoTについて自由に語ってもらいながら未来のアイデアの種を探るというパネルディスカッションだ。パネラーとして、Qualcomm Japan特別顧問の山田純氏、ACCESS共同創業者で現在は自身が創業したTomy Kでベンチャー投資を手がける鎌田富久氏、元Microsoft日本法人会長で現在は慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授を務める古川享氏の3人が参加した。

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