台湾MSIは2015年7月3日、4way SLI/Cross Fireに対応したゲーミングマザーボード「X99A GAMING 9 ACK」を7月4日に発売すると発表した（写真）。USB 3.0の約2倍となる最大10Gbpsの転送速度に対応するUSB 3.1を搭載する。予想実勢価格（税別）は5万9800円前後。
フォームファクターはE-ATX（30.5×26.4cm）。米インテルの「X99 Express」チップセットを採用し、LGA2011 v3ソケットのCore i7 Extreme Editionに対応する。H.264方式のフルHD1080p動画をハードウエアエンコードできるAVerMedia Technologies製ビデオエンコーダーチップ「Stream Engine」を搭載。CPUやGPUに負荷をかけずにフルHD1080p/60Mbpsのゲーム録画やストリーミング配信が行える。
ネットワーク機能にKiller E2205ギガビットイーサネットLANと、IEEE 802.11acに対応したKiller 1525無線LAN/Bluetooth 4.1チップを搭載。ゲームプレーは有線LAN、ゲームストリーミング配信などその他のタスクは無線LANに振り分けできる「Killer Double Shot Pro」をサポートし、2つのLANを合わせて最大1.8Gbpsの広帯域ネットワーク接続が可能。
このほかにも、独立設計のオーディオ回路「Audio Boost 2」を採用。600Ωのデュアルヘッドホンアンプや高品質オーディオコンデンサー、オーディオ専用電源供給などを備えた。ストレージは、PCI Express 3.0 x4接続の32Gbps高速転送「Turbo M.2」スロットを装備した。
メモリースロットは8本。拡張スロットはPCI Express x16が5本（4way SLI/Cross Fire対応）。SATA Expressを1個、Serial ATAを10個（うち2個はSATA Expressと排他）、USB 3.1を2個、USB 3.0を10個、USB2.0を6個搭載する。
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