ACCESSとソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)は2015年6月30日、SMCのクラウド型サイネージ「POPshare(ポップシェア)」向けの新機能である「テニトル」を共同で開発したとそれぞれ発表した。
テニトルは店舗向けの新しい商品マーケティングツールである。SMCのPOPshareをACCESSの位置連動型コンテンツ配信プラットフォームの「ACCESS Beacon Framework(ABF)」に対応させ、ACCESSの「加速度センサー付きキーホルダー型Beacon」(図1)と組み合わせることで、店舗マーケティングの見える化を実現する。
店舗の商品サンプルに加速度センサー付きキーホルダー型Beaconを取り付けて、その商品に興味を持った来店客がサンプルを手にとると、Beaconの加速度センサーが個別ID信号を発信する。すると、POPshareのサイネージ動画が商品の訴求動画に切り替わりアピールする(図2)。来店者が商品を手に取った時間帯や秒数など、興味の指標となるデータはクラウド側に蓄積され、店舗マーケティングのデータとして活用できる。
SMCは、テニトル機能に対応したPOPshareの参考出展を「先端コンテンツ技術展」(2015年7月1日~3日開催)で行う。市場への投入は2015年8月以降を予定する。
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