NTT東日本は、様々なデバイスに一体化・内蔵が可能な小型ONU(回線終端装置)の提供を、フレッツ光のユーザー向けに2015年6月30日に開始すると発表した。同社は、2014年7月に小型ONUの開発を進めていることを発表していた(発表資料関連記事)。

 開発したONUは、通信機器に接続する光トランシーバーの規格として広く普及している「SFP+」インタフェースを採用する。モジュール形状であり、様々な端末に一体化・内蔵が可能。

 同ONUが利用できる対応端末のリストは、NTT東日本のホームページ内(https://flets.com/onu/)で7月以降、順次公開する。

 同ONUは、NTT東日本がレンタルする。フレッツ光の利用料金にONUのレンタル料が含まれているので、フレッツ光の利用料金に変更はない。ただし、既にフレッツ光を利用中の利用者が小型ONUへ変更する場合に、別途工事費が発生する場合がある。

 なお、フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプでは、NTT東日本が提供する小型ONU対応端末と併せて利用する必要がある。こちらは、2015年秋以降の提供を予定する。

[発表資料へ]