画面●Atomの公式Webサイト
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 米ギットハブは2015年6月26日、オープンソースのテキストエディター「Atom 1.0」をリリースした(画面)。約1年前のベータ版公開以降、155回のアップデートを重ねてバージョン1.0の公開に至った。既にダウンロード回数は130万を超え、月間アクティブユーザーは35万人に達するという。

 Atomは、開発者を対象にしたテキストエディター。ギットハブの共同創業者であるクリス・ワンストラスCEO(最高経営責任者)の、「自由にカスタマイズできる新世代のエディタを最新技術を使って開発したい」という思いから開発が始まった。既に、ユーザーインタフェースを変更できる「テーマ」が660種類、機能を追加できる「パッケージ」が2090種類開発されている。

 今後は、性能や安定性などを改善する。バージョン管理システム「Git」との融合や、ソーシャルコーディングなどについても、新たな取り組みを進めていくという。

Atom