写真●リニューアルした「Explore」ページ
写真●リニューアルした「Explore」ページ
[画像のクリックで拡大表示]

 米Facebook傘下のInstagramは現地時間2015年6月23日、iOS版およびAndroid版アプリケーションのアップデートをリリースした。「Explore」ページと検索機能の強化により、「ユーザーが身の回りで、あるいは世界中で起きていることをリアルタイムで見られるようにする」としている。

 リニューアルしたExploreページでは、頻繁にタグ付けされている場所、頻繁に使われているハッシュタグに基づいて写真を表示する「Trending Places」「Trending Tags」を提供する(写真)。

 また、多数の投稿写真から選び抜いたコレクションをExploreページの上部に表示し、定期的に更新する。音楽家やエクストリームアスリートといった興味深いアカウントからの投稿や、優れた建築物や美しい風景など場所にタグ付けされた写真に手軽にアクセスできる。

 強化した検索機能では、場所によって写真を見つけられる「Places」検索を追加した。新たに設けた「Top Search」で、ユーザー名、ハッシュタグ、場所にわたって投稿全体を検索することも可能。

 新しいExploreページは、当初米国のみで提供する。使用体験を調整したのち、他の国にも拡大する予定。

 ユーザーがより手軽にリアルタイムの話題を追跡できるようにする試みは、様々なソーシャルメディアが取り組んでいる。米Twitterは、ログインしなくても話題のコンテンツにアクセスできる新機能の開発プロジェクト「Project Lightning」を進めていると報じられた。Project Lightningでは、Twitterのメディア業務チームが選んだ関連性の高いコンテンツのコレクションを表示する(関連記事:Twitter、非ユーザーも話題のイベントを追跡できる新機能を開発中か)。

[発表資料へ]