イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は2015年6月23日、同社のスマートホームサービス 「インテリジェントホーム」の新デバイスとして、照明やエアコンのオン・オフを遠隔操作できる「家電コントローラー」を投入すると発表した。6月25日に受付を開始し、7月上旬から順次提供していく。

 家電コントローラーは、赤外線リモコンで作動する家電機器を制御する。インテリジェントホーム専用アプリを搭載したスマートフォンやタブレットを使って、画面上のボタンをタップするだけで自宅や外出先から照明やエアコンのオン・オフをコントロールできる。グラモが開発・販売する製品「iRemocon Wi-Fi」(スマホなどの通信機器と連携できるネットワーク接続型の学習リモコン)を採用する。

 提供価格は月額700円/台。操作台数は、コントローラー1台につきエアコン・照明が各1台ずつである。エアコン・照明機器のメーカーは問わない。

 イッツコムのインテリジェントホームは、2015年2月からドアや窓の開閉を知らせる「ドア・窓センサー」や、人の動きを検出して知らせる「モーションセンサー(広域・狭域)」、さらにセンサー類と連動して映像を記録する「IPカメラ」の提供を開始している。

 特徴は、利用者の目的に合わせてサービスを自由にカスタマイズ(機器の動作に関するルール設定)できること。カメラ、センサー、家電コントローラー、メール送信、デバイスの動作時間など利用者のニーズに合わせてルールを詳細に設定して、サービスの内容を利用者自身で決めることが可能である。

[発表資料へ]