須高ケーブルテレビは2015年6月23日、地域アプリを搭載した「すこう“あんしん”タブレット」の提供を6月20日に開始したと発表した。合わせて同タブレット向けのMVNO事業をスタートさせた。

 このサービスでは、Android OSを搭載した7インチ/10インチの2種類のタブレットを用意する。日本デジタル配信が提供する「any tagpad App」(タブレットサービスプラットフォーム)を活用した大きなアイコンで操作できる専用のホームアプリケーションを初期設定する。ここでは、須坂市の防災防犯メールを自動的に知らせる「プッシュ機能」や、須坂市、小布施町、高山村の広報誌を閲覧できるリーダー機能など地域オリジナルアプリを新たに搭載する。「地域居住者に必要な情報提供と初心者でも使いやすいタブレットサービスを実現した」とする。

 このほか、AR観光アプリ「須坂まちウォーク」、「じもテレ」(日本ケーブルテレビ連盟が運営する全国ケーブルテレビ局の動画コンテンツサイト)、「ケーブルゲート」および「みるプラス」(VODサービス)などを搭載する。さらに、健康管理アプリの搭載も予定しているという。

 同サービスのタブレット端末ではSIMフリー端末を採用している。日本ケーブルテレビ連盟とインターネットイニシアティブが全国のケーブルテレビ事業者に向けて展開するMVNO業界連携プラットフォームを活用したモバイルデータ通信サービスも提供する。

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