写真1●DK-Q2X
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写真2●DK-03X
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 ディラックは、机型パソコンケースの新モデル「DK-Q2X」「DK-03X」を2015年7月上旬に出荷開始する。前モデル「DK-02X」が「PCパーツが組み込める机ケース」だったのに対し、新モデルでは「PCパーツを魅せる机ケース」というコンセプトで各部を再デザインした。

 台湾Lian-Li Industrialの製品。前モデルのスチール製U字型脚部から、アルミ製のシンプルな構造、すっきりしたデザインの脚部に変更。アルミ引き出し材を採用したことにより強度を高めたほか、脚ごとに高さを調整できるようにして使い勝手も向上した。側面の4個のファンを用いて、さまざまな水冷ラジエーターを搭載することも可能。

 天板は強化ガラス製。脱着式マザーボードトレーを採用し、ケーブルの裏面配線ができるようにした。余分なケーブルを隠して見栄え良くパーツを組み込める。ライザー式増設方法により、拡張ボードを横向きに「魅せる」演出が可能という。別売のLEDコントロールキットを使ってイルミネーションを組み込める。

 DK-Q2X(写真1)は、Extended ATX、ATX、microATXに対応。5.25インチスリムドライブベイ1個、2.5/3.5インチ内部ベイ7個、拡張スロット4本を備える。本体寸法は幅1000×高さ815×奥行き700mm、重さは約31kg。予想実勢価格(税別)は13万8000円前後。

 DK-03X(写真2)は、2枚のマザーボードを搭載可能なデュアルシステム対応モデル。システム1はExtended ATX、ATX、microATXに対応し、5.25インチスリムドライブベイ1個、2.5/3.5インチ内部ベイ7個、拡張スロット4本を搭載。システム2はMini-ITXに対応し、スリムドライブベイ1個、2.5/3.5インチ内部ベイ7個を搭載する(拡張スロットなし)。本体寸法は幅1300×高さ815×奥行き700mm、重さは約52kg。予想実勢価格は18万8000円前後。

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ディラックのWebサイト