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　米Amazon.comは現地時間2015年6月17日、電子書籍閲覧端末「Kindle Paperwhite」の新モデルを発表した。画面サイズは従来と同じ6インチで、ピクセル数を2倍にした。同社のECサイト（日本サイト）で予約注文を受け付けており、6月30日に出荷を開始する予定。希望小売価格は119ドル（日本では1万4280円）から。

　新しいKindle Paperwhiteはディスプレイ解像度を向上し上位機種「Kindle Voyage」と同様の300ppiとした。

　独自開発した「Bookerly」フォントを採用し、小さい文字サイズでも読みやすく、目の負担を軽減するとしている。

　新たな組み版エンジンにより、文章の途中で改行する際の単語の位置や、文字間隔を適切に調整する。また、ユーザーがフォントのサイズを拡大すると、ページ全体の読みやすさを維持するためにマージンやインデント、コラムなどを自動的にレイアウトする。

　外形寸法は169×117×9.1mmと、従来より薄型化した。重量はWi-Fi接続専用モデルが205g、携帯電話ネットワーク（3G）対応モデルが217g。

　希望小売価格は、Wi-Fi専用モデルが119ドル、3G対応モデルが189ドルで、いずれもキャンペーン情報が表示される。キャンペーン情報なしの場合、それぞれ139ドル、209ドルとなる。

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