SkypeのWebサイト
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 米Microsoft傘下のSkypeは現地時間2015年6月5日、SkypeサービスをWebブラウザーで利用できる「Skype for Web」(ベータ版)を米国と英国のすべてのユーザーに公開した。数週間のうちに、世界の他の地域にも拡大する。

 Skype for Webを使うと、Skypeアプリケーションをダウンロードすることなく、ブラウザーから「skype.com」または「web.skype.com」にログインして手軽に会話を始められる。例えば旅行先のネットカフェやホテルで、SkypeアプリケーションがインストールされていないWindowsパソコンあるいはMacから、ブラウザー経由でSkypeにアクセスできる。

 既存ユーザーがSkype for Webにログインすると、「わずか数秒で」連絡先情報と直近の会話履歴が同期され、ビデオ通話、音声通話、インスタントメッセージングを利用できるという。

 Skype for Webは、連絡先リストと会話履歴を統合したタイムラインビューを採用しており、話したい個人やグループを検索して、すぐに新しい会話を開始するといった操作がすばやく行える。通話やメッセージの受信を知らせる通知機能もオプトイン方式で提供する。

 対応するブラウザーはInternet Explorer、Chrome、Safari、Firefoxで、プラグインをインストールする必要がある。Skype for Webについては、2014年末から招待制の限定的なテスト提供を実施していた(米TechCrunchの情報)。

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