2015年6月2日から6日まで、台湾・台北市にてICT関連製品やコンポーネントに関する展示会「COMPUTEX TAIPEI 2015」が開催される(写真1、2)。

写真1●COMPUTEX TAIPEI 2015会場のひとつ、台北国際会議センター(TICC)
写真1●COMPUTEX TAIPEI 2015会場のひとつ、台北国際会議センター(TICC)
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●開幕前日の台北世界貿易センターの展示ホール
写真2●開幕前日の台北世界貿易センターの展示ホール
[画像のクリックで拡大表示]

 主催者発表による2014年実績は、出展企業が1710社、ブース数が5069。来場者は12万人以上で、うち海外からの来場者は3万8600人。アジアでは最大、世界第2位のICT見本市という。

 地元台湾のエイスーステックコンピューター(ASUS)は、6月1日午後2時(日本時間午後3時)からプレスカンファレンス「Zensation」を開催した。5.5型のAndroidスマートフォン「ZenFone Selfie」、7型・8型・10型のAndroidタブレット「ZenPad」シリーズなどの新製品を発表した。詳しくは追ってレポートする。

 基調講演では、最新プロセッサやデバイスに関する発表が見込まれる。米インテルは6月2日午後2時(同午後3時)より基調講演を開催。米インテルからクライアント・コンピューティング・グループ上級副社長兼ジェネラル・マネージャーのカーク・スカウゲン氏が登壇する。Cherry Trail世代のAtom x5/x7や、第6世代Coreプロセッサーを搭載したデバイスの公開、RealSenseやIoT関連での発表があるだろう。

 米マイクロソフトは6月3日午後2時(同3時)に基調講演を開催。2014年に引き続きOEM部門コーポレートバイスプレジデントのニック・パーカー氏が登壇する。2014年は台湾を中心としたOEMメーカーによる最新PCやタブレット、スマートフォン、業務用のEmbedded製品を含む多数のデバイスを披露した。

 米マイクロソフトは6月1日に、Windows 10の発売日を7月29日と発表した。Windows 10 Insider Previewの最新ビルドや、製品版に関する何らかの発表があるだろう。

 6月2日には、米クアルコム(Qualcomm)や米デル(Dell)がプレスイベントを開催する。展示会場では、地元であるASUSや台湾エイサー、Microsoft Taiwanが大型ブースを出展する。米インテルも大型ブースを設ける予定だ。