ジュピターテレコム(J:COM)は2015年5月29日、J:COMスマートテレビ専用STB「Smart J:COM Box」のEPG(電子番組表)画面に、ビデオオンデマンド(VOD)との連携機能を追加すると発表した。

 この機能拡充により、5月29日より順次、フリーワード検索結果や関連番組、出演者一覧などの画面上に、放送番組に加えて「J:COMオンデマンド」で提供するVODコンテンツも表示されるようになる。また「見逃し視聴」コンテンツについても、従来はその都度VOD画面からの操作が必要だったが、新機能によりEPG画面から直接「見逃し視聴」検索を行い、検索結果からそのまま視聴することができる。

 今回追加される主な新機能は、「放送番組とVODコンテンツの横断検索」「VOD購入・視聴へのシームレスな遷移」「EPG画面から直接のVOD再生」である。

 これまで分かれていたEPG画面とVOD画面を連携させ、テレビ番組とVODコンテンツの横断検索・操作ができるようになることで、利用者の利便性が向上するといい、J:COMではこれによりJ:COMオンデマンドの認知度向上と利用促進を図る方針。

 米Roviも同日、J:COMがRovi社の「Gガイド HTML」の新機能である「VOD Link」を採用したことを発表した。

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