写真●seap for Windows powered by Any3のアプリ操作画面
写真●seap for Windows powered by Any3のアプリ操作画面
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 スマートフォンやタブレット向けアプリを提供するジェナは2015年5月27日、ジェーエムエーシステムズ(JMAS)と共同で、Windows 8.1搭載タブレット向けの業務アプリを利用できるクラウドサービス「seap for Windows powered by Any3」を発売した。iPad向けに提供してきたクラウドサービス「seap」のWindowsタブレット版。法人向けに販売し、2018年度までに累計で20億円の売り上げを目指す。

 「seap for Windows powered by Any3」では、アンケートや研修用の教材を作成可能なアプリを利用できる。利用者は、Webブラウザー上で教材やアンケートの問題などを開発する。タブレットには、Windows ストアからアプリをインストールし、IDとパスワードを入力して認証することで、開発したアプリを利用できる。PDFファイルやプレゼンテーション資料を閲覧できるアプリも利用可能だ。IDとパスワードはActive Directoryと紐づけることもできる。

 料金は、1ユーザー当たり500円からで、初期費用は無料。ストレージ容量は1法人当たり10Gバイトで、オプションで増設できる。Windows 8.1か、Windows 8.1 with Bing搭載のWindowsタブレットに対応する。

 ジェナによれば、iPad向けの業務アプリを利用できるクラウドサービス「seap」の提供実績は累計で5万台。手塚康夫代表取締役社長は「Windowsタブレットでもseapを利用したいユーザー企業の要望に応える」と話す。