図●BizホスティングEnterprise Cloudのクラウド基盤は13カ国16拠点（出典：アビームコンサルティング）
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アビームコンサルティングは2015年5月21日、業務アプリケーションをクラウド型で月額制で提供するサービス「ABeam Cloud」を強化し、5月1日付けでクラウド基盤としてNTTコミュニケーションズ（NTTコム）の「BizホスティングEnterprise Cloud」（BHEC）を選択できるようにしたと発表した（図）。これまで選択可能だったAmazon Web Services（AWS）やMicrosoft Azureなどと合わせ、クラウド基盤の選択肢が五つに増えた。
ABeam Cloudは、ERP（統合業務ソフト）などの業務アプリケーションをクラウド基盤上に構築し、これを月額制で提供するサービスである。クラウド基盤は、五つの選択肢からユーザーの用途に合ったものを選び、アビームコンサルティングが窓口となってアプリケーションのライセンスや運用サービスとともに提供する。クラウド上で動作させるアプリケーションは、SAP ERPの業種別テンプレートなど、各種ソフトをそろえる。
今回、クラウド基盤の選択肢を増やし、新たにNTTコムのBHECを選べるようにした。BHECの特徴の一つは、全世界にクラウド拠点を持っており、グローバル展開に向くこと。13カ国16拠点（2015年度予定を含む）に基盤を持ち、196カ国/地域をカバーするネットワークと直結しているという。BHEC以外のクラウド基盤の選択肢は、AWS、Azure、IIJ GIO、ソフトバンクのクラウドサービス、の四つ。
