ファーウェイ・ジャパンは2015年5月20日、都内で新製品発表会を開催し、オンライン限定ブランド「honor(オナー)」の日本市場への投入と、楽天モバイルによる独占販売について発表した(写真1)。

写真1●ファーウェイ・ジャパンが「honor6 Plus」を発表、楽天モバイルが独占販売へ
写真1●ファーウェイ・ジャパンが「honor6 Plus」を発表、楽天モバイルが独占販売へ
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「SIMロック解除義務化により、スマホの価値が見直される」

 発表会には、ファーウェイ・ジャパン デバイスプレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏が登壇。「5月にはSIMロック解除の義務化がスタートした。かつてのキャッシュバック競争は大きく減少している。公平な端末競争により、スマホ自体の価値が見直されることになるだろう」(呉氏)と期待を語った(写真2)。

写真2●ファーウェイ・ジャパン デバイスプレジデントの呉波氏
写真2●ファーウェイ・ジャパン デバイスプレジデントの呉波氏
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 日本市場におけるファーウェイについては、「2007年の参入後、8年間で70以上の製品を提供してきた。2014年6月にはSIMロックフリー端末を発売した」(呉氏)と振り返る。2015年には取り扱い店舗の拡大など、販売チャネルを拡大するとの方向性を示した。

 具体的には、楽天市場にファーウェイ初の公式オンラインストアを「Vモール」を開設、5月20日にオープン(http://www.rakuten.ne.jp/gold/huawei/)した。これに伴い、中国で500億人民元を売り上げた実績を誇る「honor」ブランドの端末を日本市場に初めて投入。楽天モバイルが独占的に販売することを発表した。

honor6 Plusは4万5800円、2015年に世界で4000万台が目標

 honorの日本展開の詳細については、中国ファーウェイ コンシューマーグループ honorビジネスユニットプレジデントの趙明(ジャオ・ミン)氏が解説した(写真3)。

写真3●中国ファーウェイ コンシューマーグループ honorビジネスユニットプレジデントの趙明氏
写真3●中国ファーウェイ コンシューマーグループ honorビジネスユニットプレジデントの趙明氏
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