写真●クラウドキャストの「Stapleリーダー」
写真●クラウドキャストの「Stapleリーダー」
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 クラウドキャストは2015年5月18日、経費精算サービス「Staple(ステイプル)」と連携し、Android端末で交通系ICカードなどのデータを読み込めるアプリ「Stapleリーダー」の提供を始めると発表した(写真)。NFCや「おサイフケータイ」対応のAndroid端末でSuicaやPASMOなど交通系ICカードやモバイルSuicaをタッチすると、乗車区間や運賃のデータを自動で読み込み、クラウドと連携する。StapleリーダーのアプリはGoogleプレイからダウンロードできる。

 Stapleサービスは、iOSおよびAndroidの個人向けのアプリが無料で利用可能。承認ワークフロー付き法人向けチーム版は月額6000円(税別)。読み込んだ利用履歴データはクラウドに保存され、iOSやAndroid端末、PCなどのWebブラウザーから閲覧して、通勤定期区間を除いた必要な経費精算や、勘定科目の追加・編集もできる。

 既存の会計ソフトのフォーマットへの出力やインポートもできる。対応する会計ソフトは弥生会計、勘定奉行、freee、MFクラウド会計、A-SaaS、FreeWayで、今後追加予定という。法人向けチーム版では、承認済み経費から振込一括ファイルデータを作成して振り込み元の銀行口座にアップロードすれば、オンラインバンクで振込予約ができる機能を近日公開するという。