図●提携のイメージ
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 イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)とニフティは2015年5月18日、共同でスマートホーム事業を展開することを目的とした業務提携に関する基本合意書を同日に締結したと発表した。

 両社は、イッツコムが既に展開しているスマートホームサービス「インテリジェントホーム」および地域に根差した営業・サポート力と、ニフティが強みとする大規模インフラ運営ノウハウ・技術力および全国規模での事業展開力をベースとしながら、共同でスマートホーム事業に取り組む方針である。

 イッツコムは、米Icontrol Networksのシステム「TouchStone」をベースとしたスマートホームサービス「インテリジェントホーム」の提供を2015年2月に開始した(関連記事1関連記事2関連記事3)。インターネット経由で外出先から家の中をスマートフォンなどで確認・管理することができる。利用者は、目的に合わせて複数のデバイス(モーションセンサー、IPカメラなど)を自由にカスタマイズできる。

 今回の基本合意は、「スマートホームサービスに関連するアプリケーションおよびハードウエアを共同開発」「イッツコムのインテリジェントホームをニフティに卸提供」「ニフティクラウドでインテリジェントホームをクラウド化」「データ活用事業の共同推進」といった内容で構成する。

 なお、卸提供を受けてニフティは独自のユーザーインターフェースとサービス仕様でスマートホームサービスを提供する計画。ニフティによる新サービスの提供開始は2015年度第2四半期を予定する。 

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