映像産業振興機構(VIPO)は2015年5月8日、海外展開に必要な日本のコンテンツのローカライズやプロモーションを行う事業者向けの補助金である「J-LOP+(ジェイロッププラス)」の採択結果を発表した。

 今回の発表では、2015年3月16日から4月15日までに申請を受けて、4月30日までに採択し交付決定を行ったものを対象にした。申請件数は95件で、そのうち採択件数は76件だった。交付決定額は合計9億4010万円である。

 J-LOP+は、日本のコンテンツの海外発信を総合的に支援する「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金」(J-LOP)を拡充し、継続して実施するものとして位置付けられている(関連記事へ)。平成26年度補正予算を財源とする経済産業省の「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業費補助金」(約60億円)を受けて実施されている。