図●intra-mart Accel Kaiden! マイナンバーの概要(出典:NTTデータイントラマート)
図●intra-mart Accel Kaiden! マイナンバーの概要(出典:NTTデータイントラマート)
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 NTTデータイントラマートは2015年4月28日、既存の人事給与・会計システムと組み合わせて使うマイナンバー運用ソフト「intra-mart Accel Kaiden! マイナンバー」()を発表した。マイナンバー制度(行政手続番号法)が施行される2015年10月に提供開始する。

 同ソフトを使うと、マイナンバーを記載した帳票を出力できるほか、マイナンバーの登録・保管・破棄というライフサイクルをワークフローベースで管理できる。帳票は、主要な法定帳票をカバーするのに加え、報酬などの支払調書のような会計関係の帳票出力にも対応する。マイナンバーは暗号化して保存し、利用履歴の保存や参照権限の設定も可能。退職や保管年限経過後など適切なタイミングで帳票やデータファイルを削除する機能も備える。

 人事給与・会計システムと連携して動作する。具体的には、マイナンバーを記載する帳票の元となる帳票データを、人事給与・会計システムから取り込む。このためのデータ連携インタフェースを、人事給与・会計システムに実装する必要がある。さらに、マイナンバーを確認するための個人情報(氏名、生年月日、住所、性別など)を人事給与・会計システムとの間で共有する。

 価格(税別)は、1CPU当たり300万円。動作環境として別途、Javaアプリケーションサーバーをベースとしたシステム基盤ミドルウエア「intra-mart Accel Platform」(1CPU当たり180万円)と、ワークフローエンジン「intra-mart Accel Kaiden! Core Module」(1CPU当たり100万円)が必要。