写真●「Samsung Gear」用ソフト開発者向けサイト
写真●「Samsung Gear」用ソフト開発者向けサイト
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 韓国Samsung Electronicsは現地時間2015年4月24日、腕時計型ウエアラブル端末「Samsung Gear」の新モデル向けソフトウエア開発キット(SDK)を開発者に早期提供すると発表した。SDK早期アクセスプログラムへの参加は、Samsungが同時に立ち上げた開発者向けサイトを通じて申込むことができる。また同サイトの画像(写真)から、新Samsung Gearは円形の文字盤を採用すると、複数の米メディア(The VergeCNETなど)は報じている。

 次期モデルはSamsung Gearの第7世代となり、同社が正式な製品発表の前にSDKをサードパーティーに提供するのはこれが初めてという。

 開発者向けサイトには「我々はより優れたSamsung Gear体験をユーザーに提供するために、世界のパートナーと協力している」と記載し、パートナーとして米CNN、米Yelp、中国Baidu、ベルギーFidMe、韓国Apposterの名前を挙げている。各アプリケーションの画面表示例は全て円形をしており、次期モデルは丸い文字盤を搭載する可能性が高い。

 ただし全体的なデザインは不明で、発売時期などについても記載は無い。

 SamsungがSDK早期アクセスプログラムを開始した4月24日には、米Appleが「Apple Watch」を発売している。米IHSは、今年のApple Watchの出荷台数を1900万台以上と予測している(英Reutersの報道)。

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