写真●「Apple Watch」の評価テストの様子(出所:Consumer ReportsのWebサイト)
写真●「Apple Watch」の評価テストの様子(出所:Consumer ReportsのWebサイト)
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 米消費者団体が発行するConsumer Reports誌は現地時間2015年4月24日、米Appleが同日発売した腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」の評価テストを実施し、一部結果をWebサイト上のビデオで発表した(写真)。Apple Watchの保護ガラスは耐久性が高く、心拍計はかなり正確だという。

 Consumer Reportsはステンレススチール製のスタンダードモデルとアルミ製の「Sport」モデルを計8台購入し、まず6台をテストした。ディスプレイガラスの傷に対する耐久性については、モース硬度によるスクラッチテストを実施した。モース硬度ではダイヤモンドを最も硬い「10」としており、Apple Watchスタンダードモデルのサファイアガラスはダイヤモンドに次ぐ「9」だった。

 Sportモデルの強化Ion-Xガラスは、「8」(トパーズと同等)レベルのスクラッチで傷が付き、硬度は「7」だった。スタンダードモデルより劣るが「Sportモデルも非常にすばらしい」とConsumer Reportsは評価している(米9to5Macの情報)。

 防水性テストでは、スタンダードモデルとSportモデルを水深3フィート(約0.9メートル)に30分間浸した。水から引き上げると両モデルとも正常に機能した。心拍計センサーについてもテストを実施し、ほぼ正確であることを確認したという。

 このほかConsumer Reportsは、Apple Watchの歩数計や、明るい場所および暗い場所での見やすさ、ナビゲーションの使いやすさなどもテストしている。

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■変更履歴
公開当初、本文4段落目で「水深3フィート(約9メートル)」とあったのは、正しくは「水深3フィート(約0.9メートル)」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2015/4/28 1:20]