NTTレゾナントは2015年4月22日、都内で新製品発表会を開催し、スマートフォンの新製品「gooのスマホ」を発表した。発表した3機種は、いずれも「goo」ブランドを冠する初のスマートフォン。OSはAndroid 5.0を採用している。SIMカードとのセット販売を、発表会当日の4月22日より開始した(写真1)。

写真1●NTTレゾナントが「gooのスマホ」を発表
写真1●NTTレゾナントが「gooのスマホ」を発表
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gooスマホ発売、SIMロックフリー市場の拡大に期待

 発表会にはNTTレゾナント 代表取締役社長の若井昌宏氏が登壇し、同社の事業戦略とスマートフォン端末発売の経緯を説明した(写真2)。

写真2●NTTレゾナント 代表取締役社長の若井昌宏氏
写真2●NTTレゾナント 代表取締役社長の若井昌宏氏
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 2015年は、「教えてgoo」を中心としたサービス、地図やリコメンドなどの技術・プラットフォームの拡充、アプリ開発企業向けのサービスに注力すると語った。その新展開として、「gooのスマホ」を発表した(写真3、4)。

写真3●2015年はスマホを中心とした「おもてなし」に注力
写真3●2015年はスマホを中心とした「おもてなし」に注力
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写真4●gooブランドを冠したスマートフォン「gooのスマホ」
写真4●gooブランドを冠したスマートフォン「gooのスマホ」
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 SIMロックフリー市場における戦略については、「2台目需要も含め、大きな可能性があると見ている。2台目を求める『ハイリテラシー層』を刈り取りながら、従来のフィーチャーフォンからの乗り換え需要も開拓する。その中で、なるべく大きなシェアを確保したい」(若井氏)と展望を語った。