ASUS JAPANは2015年4月20日、都内で新製品発表会を開催し、SIMロックフリースマートフォンの新製品「ZenFone 2」を日本国内向けに発表した(写真1)。

写真1●ASUSが「ZenFone 2」を日本市場向けに発表
写真1●ASUSが「ZenFone 2」を日本市場向けに発表
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 ZenFone 2は、2015年1月に米国で開催された家電見本市「2015 International CES」でグローバル向けに発表したモデル(関連記事:ASUSが「ZenFone 2」や光学ズーム搭載スマホを発表)。今回の発表に伴い、新たに日本市場向けに5月16日以降に発売する。

 日本市場向けにはメモリーやストレージ容量の異なる3モデルをラインアップ。価格は3万5800円から5万800円(税別)で、MVNO各社も発売する。

ASUSのデザインや技術を結集した高性能スマートフォン

 発表会には、台湾ASUSTeK Computer会長のジョニー・シー氏が登壇した。シー氏は、2015年1〜3月において、マザーボード、グラフィックスボード、2-in-1型ノートPC、タブレット、SIMロックフリースマートフォンで1位(BCNランキング調べ)になるという公約を果たしたことを明らかにした。

 ZenFone 2の公開にあたっては、同社が「パフォーマンスモンスター」と呼ぶキャラクター「禅太郎」を紹介。パフォーマンス、カメラ、急速充電、ユーザーインタフェースといった要素ごとに特徴を説明した(写真2)。

写真2●台湾ASUSTeK Computer会長のジョニー・シー氏(写真左)と、Zenブランドをあらわすキャラクターの 「禅太郎」(写真右)
写真2●台湾ASUSTeK Computer会長のジョニー・シー氏(写真左)と、Zenブランドをあらわすキャラクターの 「禅太郎」(写真右)
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 本体には同心円状のヘアライン加工が特徴の「禅デザイン」を採用した。本体厚は10.9mmとやや厚いものの、エッジの最薄部については3.9mmと薄いことを強調。「前モデルのZenFone 5はレッド・ドット・デザイン賞を、今年のZenFone 2はiFデザイン賞を受賞した」(シー氏)とデザイン面で高く評価されていることをアピールした(写真3)。

写真3●同心円状のヘアライン加工が特徴。カラーは「ブラック」「レッド」「ゴールド」「グレー」の4色
写真3●同心円状のヘアライン加工が特徴。カラーは「ブラック」「レッド」「ゴールド」「グレー」の4色
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 画面サイズは5.5インチ、画面解像度はフルHD(1920×1080ドット)を採用。本体前面に占める画面の割合は72%と高く、コンパクトなボディに仕上がったとしている(写真4)。

写真4●5.5インチ画面の大型スマートフォン「ZenFone 2」
写真4●5.5インチ画面の大型スマートフォン「ZenFone 2」
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