写真●スタンダードモデルの「VM42-S111M」
写真●スタンダードモデルの「VM42-S111M」
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 台湾エイスーステック・コンピューターは2015年4月15日、市販のメモリーやストレージを取り付けることで超小型パソコンを自作できる「ASUS Vivoベアボーン」シリーズを4月17日に発売すると発表した。幅190mmサイズの「ASUS VivoPC VM」シリーズ2機種と、幅131mmサイズの「ASUS VivoMini UN」シリーズ3機種の計5機種。価格はオープン。

 ASUS VivoPC VMシリーズは、幅190.0×奥行き190.0×高さ56.2mm、重さ約0.7kgのきょう体に、SO-DIMMメモリー2枚と、3.5インチストレージ1台または2.5インチストレージ2台を搭載可能。IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LANと各2Wのステレオスピーカーを内蔵する。インタフェースはHDMI 1.4aとDisplayPort 1.2a、USB 3.0×4基、USB 2.0×2基、SDメモリーカードリーダーなど。

 上位モデルの「VM62N-G091M」は、Core i5-4210Uプロセッサーと「NVIDIA GeForce 820M」グラフィックスを採用し、3Dゲームや4K解像度に対応。ストレージに128GB SSDを搭載。また、2.5インチストレージ2台搭載した場合にRAID0/1構成で使うことも可能。本体色は「メタリックグレー」。予想実売価格(税込み)は7万5500円前後。

 スタンダードモデルの「VM42-S111M」は、Celeron 2957Uプロセッサーを採用し、グラフィックスはCPU内蔵。ストレージは非搭載。ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが付属する。本体カラーは「シルバー」。同2万9000円前後。

 ASUS VivoMini UNシリーズは、幅131.0×奥行き131.0×高さ42.0mm、重さ約0.6kgのきょう体に、SO-DIMMメモリー2枚と、mSATA SSDドライブ1基を搭載可能。インタフェースはHDMI 1.4aとDisplayPort 1.2a、USB 3.0×2基、USB 2.0×2基、SDメモリーカードスロットなど。ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが付属する。本体カラーは「ミッドナイトブルー」。

 「UN62-M102M」は、 Core i5-4210Uを搭載し、4K解像度に対応。IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LANを搭載する。同5万7000円前後。「UN62-M103M」は、Core i3-4030UとIEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LANを搭載し、同4万8500円円前後。「UN42-M065M」は、Celeron 2957UとIEEE 802.11b/g/n無線LANを搭載。同2万7000円前後。