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 米Appleが現地時間2015年4月10日に予約注文の受付を開始した腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」は、初日の注文数が約100万台にのぼったと、複数の米メディアが報じている。

 米USA TODAY米Apple Insider米Forbesなどが引用した米調査会社Slice Intelligenceの分析データによると、米国では4月10日に95万7000人がApple Watchを注文した。1人あたりの平均購入台数は1.3台、平均購入価格は503.83ドルと推計する。

 注文者の62%がアルミニウム製の「Apple Watch Sport」を購入し、71%が42mmサイズを選んだ。

 Sportを注文した人の平均購入価格は382.83ドル。ステンレススチール製モデルを注文した人の平均購入価格は707.4ドルと見られる。

 最も人気が高いタイプはSportのスペースグレイで、注文の40%を占める。次いでステンレススチールケースが34%、Sportのシルバーが23%、スペースブラックのステンレススチールケースが3%と続く。

 そのほか、米Cowen and Co.はApple Watchを予約試着した人が購入を決定する確率を85~90%と予測。米KeyBancは、2015年のApple Watch生産台数を2000万台と予測している(経済ニュースサイト「LearnBonds.com」の情報)。

 Apple Watchは「発売時に顧客の強い需要が供給量を上回ることが予測される」として、オンライン注文のみ受け付けている(関連記事:「Apple Watch」の注文はオンラインのみ、発売時の供給不足を想定)。発売は4月24日だが、ほとんどの機種が注文から4~6週間後あるいは6月の発送となっている。