写真●サイボウズ Office 10.3の画面
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サイボウズは2015年4月13日、グループウエアの最新バージョン「サイボウズ Office 10.3」を発表した。「ファイル管理」の一覧・詳細画面での表示や「カスタムアプリ」のグラフ表示などの機能を強化した。パッケージ版は同日、ダウンロード版は4月12日に提供を開始した。
ファイルをサーバーにアップロードして共有できるファイル管理では、一覧画面・詳細画面でのアイコン表示やプレビュー表示、ドラッグ＆ドロップ操作に対応した。また、複数ファイルをまとめて選択してファイルアップロードできる。
カスタムアプリのグラフ表示機能では、これまでは横棒表示1種類のみだったのが、「横棒グラフ/縦棒グラフ/面グラフ」（集合/積み上げ/100％積み上げ）「折れ線グラフ」「円グラフ」「集計表/クロス集計表」の7種類に拡張した。グラフは、トップページや掲示板でも表示できる。
このほかにも、書式編集で見出し語や取り消し線、箇条書き、引用文、表の挿入などが可能になった。また、モバイルビューの搭載、未読一覧の「既読にする」ボタンの改良、インクリメンタルサーチの検索結果表示の改良などを行った。
価格（税別）は、従来版と同じで、パッケージ版スタンダードコースが10ユーザー6万3800円から。カスタムアプリを利用できるプレミアムコースが同8万2800円から。クラウド版が、1ユーザー当たりスタンダードコース月額500円から、プレミアムコースが同800円から。
