写真●Dropboxと連携したOffice Onlineの画面(出所:米Mircosoft「Office Blogs」)
写真●Dropboxと連携したOffice Onlineの画面(出所:米Mircosoft「Office Blogs」)
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 米Microsoftと米Dropboxは現地時間現地時間2015年4月9日、DropboxのオンラインストレージサービスとMicrosoft Officeの統合強化を発表した。DropboxのWebサイト「Dropbox.com」とWeb版オフィスアプリケーション「Office Online」におけるシームレスな連携を提供する。

 Office OnlineユーザーはDropboxのアカウントを追加することにより、Dropboxのオンラインストレージに保存しているドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションをOffice Onlineから手軽に表示および編集して保存できる(写真)。Office Onlineで新規作成したファイルも直接Dropboxに保存可能。

 Dropbox.comでは、オンラインストレージ上に保存しているOfficeファイルを選んで「Open」ボタンをクリックすると、Office Onlineの「Word」「PowerPoint」「Excel」ツールを用いてファイルが開き、編集できる。

 両社は2014年11月に、DropboxとOfficeの統合に関する戦略的提携を発表した。iOSおよびAndroid向けOfficeアプリケーションからDropbox内のファイルやフォルダーにアクセスできるようにしたほか、Dropboxアプリケーションで直接Officeファイルを編集できるようにした。Web版の統合については2015年前半に実施すると予告していた(関連記事:MicrosoftとDropbox、Officeとオンラインストレージの連係で提携)。

[発表資料(Microsoft)]
[発表資料(Dropbox)]