写真●Apple Watch
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 米Appleは現地時間2015年4月9日、発売を間近に控えた腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」(写真)について、発売時に供給不足になる可能性があるとの見通しを示し、当初はオンラインからの注文のみ受け付ける方針を明らかにした。Apple Watchは4月24日に発売する。

 同社は4月10日より同社直営店「Apple Store」のほか、日本では東京の伊勢丹、および一部の認定取扱店でApple Watchを展示し、試着希望者に対応する。太平洋時間2015年4月10日0時1分(日本時間4月10日16時1分)に予約注文の受付を開始する。

 Appleの直営店およびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントのAngela Ahrendts氏は、これまでのユーザーなどの反応から、発売時に顧客の強い需要が供給量を上回ることが予測されると述べ、「できるだけ多くの顧客に最良の体験とセレクションを提供するため」に、発売当初はオンライン注文に限定すると説明した。

 注文は、同社オンラインストア、「iPhone」「iPad」向けApple Storeアプリケーション、あるいは一部認定取り扱い店を通じて行える。

 Apple Watchの販売方法については、Ahrendts氏の社内メモを入手した海外メディアが先日報じた(関連記事:「Apple Watchはオンラインで購入してもらう」、販売責任者が新方針)。メモの内容によると、直営店の来客者が試着後に購入を決めたとしても、すぐにApple Watchを受け取ることはできない。スタッフが店内の専用機でオンライン注文を実行し、購入者は自宅に商品が配達されるのを待つ。

 AppleはApple Watchの試着についても、同社オンラインストアから日時を予約することを勧めている。

 予約注文者への発送は4月24日に開始する。同日から日本ではエディオン、C smart、ソフトバンク、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部店舗や東京のDover Street MarketでもApple Watchを取り扱う。

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