画面1●「アルデプロ株主ポイント倶楽部」のWebサイト(現在は閉鎖)
画面1●「アルデプロ株主ポイント倶楽部」のWebサイト(現在は閉鎖)
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画面2●閉鎖中の「GDO株主倶楽部」のWebサイト
画面2●閉鎖中の「GDO株主倶楽部」のWebサイト
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 不動産業のアルデプロと、ネットサービスのゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は2015年4月8日午後に相次いで、株主の個人情報データが漏洩した可能性があると発表した。同日午前に発表したサンリオと同様に、インベスター・ネットワークス(INV、東京・港)に株主専用サイトの運営・管理を委託していた(関連記事:サンリオ、株主6249人の個人情報が漏洩か)。

 両社の発表によれば、「アルデプロ株主ポイント倶楽部」(画面1)の登録株主数は2724人、「GDO株主倶楽部」(画面2)の登録株主数は1949人。共に、登録株主の株主番号、氏名、住所、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号が漏洩した可能性があると説明。株主専用サイトのサービスを停止した。

 GDOは株主情報漏洩の可能性があると判断した経緯について、「株主から『個人名の入った投資勧誘メールが来ている』との連絡があった」「GDO株主倶楽部に登録している複数の社員株主にも、同じ内容の投資勧誘のメールが届いた」という点を挙げている。

 INVを巡る株主情報漏洩はサンリオ、アルデプロ、GDOの3社合計で、延べ1万922人に及ぶ可能性がある。

アルデプロの発表資料(PDF)
GDOの発表資料