入門者向け音楽制作ソフト「Cubase Elements」
入門者向け音楽制作ソフト「Cubase Elements」
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 ヤマハミュージックジャパンは2015年4月8日、エントリー向け音楽制作ソフト「Cubase Elements(キューベース エレメンツ)」の最新版(バージョン8)を発表した。4月中旬に発売する。価格はオープン、予想実勢価格は1万円前後。

 独Steinberg Media Technologies(スタインバーグ)が開発した音楽制作ソフト「Cubase(キューベース)」シリーズのエントリー版。プロ・ハイアマチュア向け「Cubase Pro」のコアテクノロジーを採用し、同等の音質で音楽制作が可能。最大ビット/サンプルレートは、32ビット/192kHz。

 Elementsでは、オーディオトラックは最大48トラック、MIDIトラックは最大64トラックに制限される(Proはいずれも無制限)。譜面作成・印刷機能は簡易版を搭載。複数のパッドに任意のコードを割り当てできる「コードパッド」は搭載するが、コード進行を視覚的に把握できる「コードアシスタント」などを省いた。動作環境はMac OS X 10.9/10.10、Windows 7/8.x。

 店頭販売に先立ち、スタインバーグのオンラインショップでダウンロード版の販売を既に開始した。ダウンロード価格は1万円。