米Chetan Sharma Consultingが現地時間2015年4月2日までに公開したモバイル特許に関する調査結果によると、2014年にモバイル関連の米国特許を最も獲得した企業は米IBMだった。韓国Samsung Electronicsは僅差で2位に甘んじた。

 3位は米Qualcomm、4位は米Microsoft、5位は米Googleとなった。Qualcommは過去最も高い順位となり、Googleは初めて上位5社に仲間入りした。また、米Apple(8位)が初のトップ10入りを果たした。

 米特許商標局(USPTO)が2014年に発行した特許件数のうち4分の1以上をモバイル関連が占めた。2014年のモバイル特許件数は前年と比べ17%増加し、過去10年間で440%伸びているという。

 一方、欧州特許庁(EPO)が2014年に発行した特許件数のうち、モバイル関連が占める割合は9%だった。欧州における2014年のモバイル特許件数は前年を4%下回り、過去10年間では71%増と、米国の伸び率と比べ大きな開きがある。

[ Chetan Sharmaの調査レポート(PDF文書)]