画面●JR東日本のWebサイトにある「指定席券売機」の案内
画面●JR東日本のWebサイトにある「指定席券売機」の案内
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 東日本旅客鉄道(JR東日本)は2015年4月3日、同社のSuicaエリア内535駅にある「みどりの窓口」と自動券売機(紫色の「指定席券売機」、画面)で、Suicaに関連する一部機能が利用できなくなるシステム障害があったことを発表した。原因は調査中としている。

 障害が起こったのは同日午後2時20分ごろから3時35分ごろまで。みどりの窓口では「Suica定期券の継続発売」「Suicaの紛失再発行・障害再発行」ができなくなった。指定席券売機では「Suica定期券の継続発売」「Suicaチャージを利用した乗車券類の購入」ができなくなった。

 JR東日本では2月27日にも券売機のシステム障害が起こっている(関連記事:JR東日本の多機能券売機925台で障害、ダイヤ改正前のプログラム更新が原因か)。当時不具合が起こった黒色の「多機能券売機」は、4月3日は正常に稼働していた。駅では、この多機能券売機の利用を案内するなどして対応した。

東日本旅客鉄道の発表資料(PDF)