国内ビットコイン取引所「coincheck」運営のレジュプラスは2015年4月2日、月間取引額が同年3月に初めて1億円を超えたと発表した(プレスリリース)。同社は2014年8月に取引所の運営を始めた。

 coincheckの登録ユーザー数は2015年3月末時点で3060人であり、利用者の4分の3は20代~30代の男性、利用者の9割は利用額が5万円以下という。

 同社は取引所のほか、店舗やECサイト向けにビットコイン決済サービスを提供している。決済手数料は1%で、決済時の取引所での時価でビットコインを日本円に換金し、店舗に入金する。このため、店舗はビットコインの価格変動に伴う為替リスクを負わずに済む。

 同年3月末時点で、決済サービスの導入企業数は219社、決済金額は月額約60万円という。六本木のバー「The Pink Cow」、銀座のコワーキングスペース「the SNACK」、訪日外国人向けプリペイド式SIMカード販売の「BOJ mobile」などが同社の決済サービスを導入している。