特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)は、経済産業省・総務省が連携し実施する日本のコンテンツの海外発信を総合的に支援する「ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金」(J-LOP)の申請受付および交付決定を、2015年3月末をもって終了した。

 2013年3月の公募開始から2015年3月末までの申請件数は5513件、J-LOPの交付決定を受けた事業は3815件となった。

 J-LOPは、約155億円を予算総額(経済産業省 コンテンツ海外展開等促進事業費補助金、総務省 情報通信利用促進支援事業費補助金)として、映像コンテンツやキャラクターなどの日本のコンテンツに対し、海外展開に必要な「ローカライズ」(字幕や吹替えなど)や「プロモーション」(国際見本市への出展など)への支援など、海外発信に対する総合的な支援を実施することにより、日本ブーム創出に伴う関連産業の海外展開の拡大、観光などの促進につなげることを目的に展開してきた。

 なお、J-LOP 事業に対し、①地方発コンテンツの発信強化、②支援対象の拡大、③使い易さの向上について拡充し、継続して実施するものとして、「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業費補助金」(J-LOP+)の公募を開始している。

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