公開された「U-22プログラミング・コンテスト2015」のWebサイト
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 コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は2015年4月1日、同協会が運営事務局を務める「U-22プログラミング・コンテスト2015」の詳細を発表した。

 同コンテストは、2013年までは経済産業省が主催してきたもので、2014年からサイボウズ、オービックビジネスコンサルタントなどCSAJの会員企業を中心とするU-22プログラミング・コンテスト実行委員会が主催、CSAJが運営を担っている。応募対象年齢は22歳まで。「日本の未来を創る若者」を応援し、優れたIT人材を発掘・育成することを目的としている(関連記事「小学生から大学生までが入選作を披露―U-22プロコン最終審査会」)。

 応募受付期間は、2015年7月1日から8月17日まで。1次審査を通過した作品の応募者は、10月4日に秋葉原UDXで催される最終審査会でプレゼンテーションを行う。審査は、プロダクト(有用性や芸術性などビジネスの可能性も期待できる完成度の高さ)、テクノロジー(アルゴリズムや機能性などの技術)、アイデア(独創性や将来性など)という3つの評価ポイントで行う。

 優れた作品には、経済産業大臣賞(副賞:奨学金10万円)、経済産業省商務情報政策局長賞(副賞:奨学金5万円)、CSAJ賞(副賞:奨学金5万円)のほか、スポンサー企業賞としてRaspberry Pi 2やSurface Pro 3、新しいMacBook、賞金10万円などが贈られる。また、希望する受賞者には、情報処理推進機構(IPA)が行っている未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)への推薦、CEATEC JAPANなどの展示会における受賞作品のプレゼンテーションといった特典が与えられる。さらに今回は、CSAJのスタートアップ支援事業への推薦、スポンサー企業への会社見学ツアー・インターンシップなどへの参加といった特典も新たに用意される。

[U-22プログラミング・コンテスト2015]