写真1●コンバーチブル型の「ASUS Chromebook Flip」
写真1●コンバーチブル型の「ASUS Chromebook Flip」
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写真2●スティック型パソコン「Chromebit」
写真2●スティック型パソコン「Chromebit」
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 米Googleは現地時間2015年3月31日、Webアプリケーション専用OS「Chrome OS」を搭載したノートパソコン(総称「Chromebook」)の新製品として、中国Haier(海爾)製の「Haier Chromebook 11」と中国Hisense(海信)製「Hisense Chromebook」を発表した。

 いずれも11.6インチディスプレイを搭載し、中国Rockchip(瑞芯微)製「Rockchip RK3288」(Cortex A17クアッドコア)プロセッサ、2Gバイトのメモリー、16Gバイトのフラッシュストレージを備える。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。希望小売価格は149ドル。注文の受付を同日開始した。

 またGoogleは、TRUE(タイ)、XOLO(インド)、Nexian(インド)とも新たに提携を結んだことを明らかにした。台湾AOPEN、台湾ASUSTeK Computer(ASUS)、米Dell、米Hewlett-Packard(HP)、中国Lenovo(聯想集団)、韓国LG Electronicsといった既存パートナーにこれら新パートナーが加わり、今後数カ月でさまざまなChromeデバイスが投入される予定という。

 ASUSは、コンバーチブル型の「ASUS Chromebook Flip」を今春の終わりごろにリリースする(写真1)。薄さ15mmで重さは2ポンド(約907g)未満。ディスプレイ部が360度回転し、タブレット端末としても使用できる。希望小売価格は249ドル。さらに夏には、スティック型パソコン「Chromebit」を100ドル未満で発売する(写真2)。

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■変更履歴
公開当初、記事タイトルに誤りがありました。「Crome端末」は「Chrome端末」の誤りです。お詫びして訂正します。現在は修正済みです。[2015/4/1 14:10]