さくらインターネットは2015年3月31日、Windows Server環境を利用できる仮想専用サーバー(VPS)サービス「さくらのVPS for Windows Server」を4月8日から提供開始すると発表した。リモートデスクトップやMicrosoft Office、Microsoft SQL Serverを利用できるオプションサービスもそろえた。

 マイクロソフトの仮想化環境Hyper-Vを用いたVPSサービスで、OSに「Windows Server 2008 R2」「Windows Server 2012 R2」を選択できる。ストレージにSSDを採用。また、複数台構成をよりセキュアに構築できる「ローカルネットワーク」機能、Linux版「さくらのVPS」とシームレスに一元管理できるコントロールパネル、セキュリティソフト「ESET File Security for Microsoft Windows Server」を標準提供する。提供リージョンは東京。

 6種類のプランを用意。CPUが仮想1Coreで768MBメモリー、30GB SSD構成の「W768」(初期費用2000円、月額料金1000円、年間一括料金1万1000円)。仮想2Coreで1GBメモリー、50GB SSDの「W1G」(同3000円、2000円、2万2000円)。仮想3Coreで2GBメモリー、100GB SSDの「W2G」(同5000円、3500円、3万8500円)。仮想4Coreで4GBメモリー、150GB SSDの「W4G」(同8000円、6000円、6万6000円)。仮想6Coreで8GBメモリー、300GB SSDの「W8G」(同1万4000円、1万1000円、12万1000円)。仮想8Coreで16GBメモリー、600GB SSDの「W16G」(同2万3000円、2万円、22万円)。

 また、オプションサービスとして、iOS/Androidモバイル端末からリモートアクセスできる「RDS SAL(リモートデスクトップ)」(月額料金500円、年間一括料金6000円)、外出先や在宅勤務でMicrosoft Officeを利用できる「Microsoft Office SAL」(同1750円、2万1000円)、データベースを運用できる「Microsoft SQL Server」(初期費用2万円、月額料金2400円から、年間一括料金2万8800円から)を用意した。